19歳ながらロシアW杯でエースナンバーの背番号「10」を託され、フランス代表の未来を担うFWキリアン・ムバッペだが、スピードやテクニックといったプレイの幅だけでなく、心も広かった。
4年に1度のこの大舞台でも、10代とは思えないようなパフォーマンスを発揮しているムバッペ。仏紙『L’EQUIPE』などによると、以前から同選手は入院中の子供たちにスポーツをする機会を与えたり、障害に対する認知を高めたりする活動を行う団体を支援してきた。そして、ムバッペは「W杯でプレイすることは夢であり、喜びである。お金のためにプレイしているのではない」と考えており、フランス代表として1試合に出場すると発生する2万ユーロ(約260万円)のボーナスを慈善団体へ寄付するようだ。また、もしフランス代表がW杯で優勝した場合、選手へ30万ユーロ(約3880万円)の特別ボーナスが与えられる。もちろんこれも全額寄付するつもりでいるという。
このフランスの若きストライカーは、ピッチ外でもエース級の活躍を見せている。今後はピッチ内外での活躍に注目だ。