広く厳しい暑さ続く 猛暑日の所も 熱中症に警戒

全国の天気予報と予想最高気温

 きょうは沖縄や奄美では、台風7号の接近に伴い暴風や高波、大雨に、そして九州や四国も非常に激しい雨に警戒が必要となるが、近畿から東北にかけては晴れる所が多く、厳しい暑さが続く見込み。猛暑日となる所もあり、熱中症に注意が必要となる。

厳しい暑さ続く

2日の最高気温の分布

 きのう(1日)は晴れたところが多く、全国のアメダス925地点のうち、半数以上で真夏日となり、関東甲信や北陸で35℃以上の猛暑日となった所もあった。
 けさ(2日)も暖かい空気の影響で気温が高く、25℃くらいの所が多くなっている。きょうも近畿から東北にかけては晴れる所が多く、日中は強い日差しが照りつける。
 最高気温は各地で30℃を超える所が多く、熊谷は36℃、福井や京都などは35℃と猛暑日になる所もある見込み。大阪や金沢は34℃、東京は33℃など今年一番の暑さが予想される。曇りや雨の所も蒸し暑さが続くため、水分をこまめにとり、室内でも適切に冷房を使用するなどして、熱中症に警戒が必要だ。

■2日の予想最高気温
 36℃ 熊谷

 35℃ 山形、福井、長野、水戸、宇都宮、京都など

 34℃ 横手(秋田県)、一関(岩手県)、金沢、富山、さいたま、大阪など

 33℃ 仙台、湯沢(新潟)、東京、福岡、熊本など

晴れる所も天気の急変に注意

2日夕方の発雷確率

 暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、晴れる所でも大気の状態が不安定。にわか雨や雷雨の所がありそうだ。
 また、前線が停滞する北海道には、けさも雨雲がかかっている所がある。このあと前線の活動が活発になるため、昼ごろからあす(3日)にかけて、局地的な大雨に注意が必要となる。
(気象予報士・及川藍)

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