阪神が2位タイ、巨人4位浮上 DeNAは5位転落…大混セ、1日はこうなった

阪神・金本監督(左)とDeNA・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

広島がDeNAに大勝し、2位との差を再び6.5ゲームに

 セ・パ両リーグともに混戦の様相を呈している今季のプロ野球。セ・リーグは2位から6位までの順位が連日、目まぐるしく入れ替わる激戦が展開されており、日々目が離せない。この混戦はしばらく続きそうだ。7月に入った1日もまた、順位に入れ替わりがあった。

 首位の広島はDeNAに大勝して連敗をストップ。打線が19安打を放ち、さらにDeNA先発・浜口の8四死球の乱調など計9四死球もあって15得点。大量リードに守られた先発の岡田も7回3安打1失点と好投した。DeNAは浜口の乱調が全てだった。

 巨人は来日初登板初先発となったヤングマンが8回無失点と好投して中日に連勝。ヤングマンは内野ゴロを打たせて取る投球で中日打線を手玉に取り、初勝利を飾った。中日は先発の山井が8回3失点と好投しながら、打線がまるで援護できず。連敗となり、上位の背中がジワリと遠のいてきた。

 阪神はヤクルトに連勝。2回に、相手先発の寺島の乱調に付け込み、4安打1本塁打4四死球で一気に6点を奪った。この結果、阪神がヤクルトと並び2位タイに浮上。巨人がDeNAと入れ替わって4位に浮上し、DeNAは5位に転落。首位広島と2位の差は再び6.5ゲーム差に広がった。

【6月30日終了時点】
1広島 40勝30敗1分
2ヤクルト 34勝35敗1分 5.5
3阪神 33勝36敗1分 1.0
4DeNA 32勝36敗2分 0.5
5巨人 33勝38敗1分 0.5
6中日 32勝40敗1分 1.5

【7月1日終了時点】
→1広島 41勝30敗1分
→2ヤクルト 34勝36敗1分 6.5
↑2阪神 34勝36敗1分 0
↑4巨人 34勝38敗1分 1.0
↓5DeNA 32勝37敗2分 0.5
→6中日 32勝41敗1分 2.0

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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