カステヤーノス満塁弾 タイガースが11連敗ストップ

【タイガース9-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

13安打9得点と打線が奮起したタイガースが2003年以来球団最長となる連敗を11でストップさせた。タイガース先発のジョーダン・ジマーマンは初回にジャスティン・スモークの一塁を強襲するタイムリー二塁打でブルージェイズに先制を許したものの、その後は立ち直り、7回1失点の好投。打線は5回表二死満塁からレオニス・マーティンのセーフティスクイズで同点とし、続くニコラス・カステヤーノスの13号グランドスラムで一気に主導権を握った。ジマーマンは開幕から無傷の3勝目。一方、ブルージェイズ先発のJ.A.ハップは6回途中7失点と崩れ、4敗目(10勝)を喫した。

決勝満塁弾を放ったカステヤーノスは「僕たちは良い野球をしていたんだ。リードを奪ったシーンもたくさんあったからね。ただちょっと運が悪かっただけなんだよ」と11連敗を振り返った。9回表にはこの試合2本目のホームランかという一打をケビン・ピラーに好捕される不運もあったが、2安打4打点の活躍でチームを牽引。タイガースは中軸の3人が合計12打数ノーヒットに封じられたものの、カステヤーノスのほか、7番のニコ・グッドラムが4安打、8番のホゼ・イグレシアスが2安打2打点、9番のジャコビー・ジョーンズが6号2ランを含む2安打2打点と脇役たちが奮起した。カステヤーノスは「相手がどのチームかなんて関係ない。僕たちはただ勝ちたかったんだ」と語り、久々の勝利の味を噛み締めていた。

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