骨髄バンクのトナー登録説明委員 本紙記事きっかけに18人に増加

骨髄バンクへの登録を呼び掛ける後藤孝雄さん(左)と黒木玲子さん。ともに熊日の記事を読んで、説明員としての活動を始めたという=嘉島町のイオンモール熊本

 献血会場で骨髄バンクへの登録を呼び掛ける「ドナー登録説明員」。県内の18人が、新たに説明員として活動を始めた。要員不足を報じた新聞記事などを読んだのがきっかけで、新人説明員らは「骨髄移植を待つ患者さんの力になりたい」と話している。

 説明員は、献血者にに骨髄移植の現状などを詳しく説明し、ドナーとしての登録を呼び掛ける。事務局の日本骨髄バンク(東京)によると、熊本県内ではここ数年、ボランティアとして常時活動できる説明員が5人以下しかいなかった。

 そうした窮状を3月に熊日が報じたところ、「記事を読んだ」などとして40人が協力を申し出た。このうち熊本市南区の自営業、後藤孝雄さん(68)ら18人が所定の研修を終えて資格を取得、6月から活動を始めた。

 後藤さんら新人の2人は1日にも、嘉島町のショッピングモールの会場で、買い物客らに協力を呼び掛けた。登録できるのは18歳から54歳までで、「自分がドナーとして協力できる年齢は過ぎたが、少しでも多くの人に登録してもらえるよう頑張りたい」と後藤さん。

 県内では要員不足をカバーしようと、これまで他県の説明員が来熊して協力。佐賀県の三ケ尻智彦さん(64)はこの日も後藤さんらを見守り、「熊本の活動が円滑に進むよう、ともに協力していきたい」と話した。(松本敦)

(2018年7月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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