徳和鋼材の真岡・益子両工場、天井照明を全灯LEDに

 有力厚板溶断業の徳和鋼材(本社・栃木県真岡市勝瓜、社長・田爪崇洋氏)は、真岡工場と益子工場(栃木県芳賀郡益子町)の両拠点で工場建屋の天井照明を全灯LED化した。

 従来の水銀灯からLED照明に切り替えたことで照度が大幅にアップした半面、消費電力は低下した。

 省エネ効果を高めつつ、構内全体の明るさが増したことで作業者の安全性や効率が向上。とりわけ曇天時や日没後に「明るさ」が実感できるとして品質管理体制も高まっている。

 しかもLED灯は、スイッチを入れれば瞬時に構内全体が明るくなるのですぐに作業に入れるとのメリットもあり、生産性向上にも寄与する。

 同社は真岡、益子の2工場体制。建築鉄骨向けを主体に足元の切板加工量は両拠点あわせて月産平均500トン前後となっている。

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