ニチハ、金属外壁材で新商品 高意匠性、幅広い防耐火認定に対応

 大手建築外装材メーカーのニチハ(本社・名古屋市中区、社長・山中龍夫氏)は、金属製外壁材であるセンターサイディングの新商品「N型カーレンリーフプレミアム」をきょう2日から発売する。これまでにないリーフ(葉)をモチーフにした新たなデザインで幅広く建築物への提案を開始する。

 新商品は、人気が高い素材感を生かしたメタル調のサイディング(外壁)で、耐久性に優れたフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板(板厚0・35ミリ)を採用したプレミアムシリーズ。NS型ネオスパンプレミアムと勘合の形状を同一にしたことで、幅広い防耐火認定番号に対応するとともに、住宅・非住宅を問わず幅広く使用できる利点をもつ。

 製品の寸法は厚さ18ミリ、働き幅385ミリで、長さが3千ミリと4千ミリ。特注品は最長8500ミリまで生産可能という。価格は1平方メートル当たり5940円で、ライトメタリックシルバーとガンメタルシルバー、ディープホワイト、ディープブラックの4色を設定する。

 ニチハでは、グループ会社のチューオー(本社・栃木県鹿沼市)が屋根や外壁といった金属外装材の開発、製造部門を担っている。

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