建築金物製造の「三和タジマ」、6月に創業100周年

 三和ホールディングス(本社・東京都新宿区、会長CEO・高山俊隆氏)の連結子会社で、ステンレスや真ちゅう、アルミやチタンなどの建築金物を製造する三和タジマ(本社・東京都豊島区、社長・前田好之氏)が6月で創業100周年を迎えた。

 三和タジマは1918年に田島順三製作所として設立され、国内では初めて建築用金属製品と美術工芸品の製造・製作を開始した。99年には三和グループの傘下となり、現在ではステンレス建築金物を主力に、ブロンズや真ちゅうなどの銅合金、アルミニウムやチタニウムなど、さまざまな金属の建築金物、美術工芸品を製造している。

 最近では東京・銀座の新たなランドマーク商業施設である「GINZA SIX」の外装パネルやエントランスを納入した。

 100周年を記念してこのほどロゴマークを作成。同社では次の100年に向けて、永い伝統に培われた技巧と最新の建築技術、システムなどを積極的に取り入れて、さまざまな建築現場で役立つ建築金物、美術工芸品などを今後も製造し続けるとしている。

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