超苦手なPK戦へイングランド代表が準備開始! 英紙が明かすキッカーを任される5人とは

キッカー1番手はケイン photo/Getty Images

ロシアVSスペイン、クロアチアVSデンマーク、決勝トーナメント1回戦ではいきなりPK戦までもつれるゲームが2つもあった。他のチームもPK戦への準備を進めておくべきだろう。何よりPK戦を恐れているのはイングランド代表だ。イングランドはEURO、ワールドカップで毎回のように決勝トーナメントに進んでくるが、PK戦で何度も涙を呑んでいる。イングランドがPK戦に滅法弱いのはサッカー界では有名な話だ。

大会前からPK戦への準備を進めておくべきとイングランド国内で指摘されてきたのだが、代表監督ガレス・サウスゲートは誰にキッカーを任せるのか徐々に固め始めているようだ。英『Daily Mirror』は、1番手がFWハリー・ケイン、そこからDFキーラン・トリッピアー、MFジョーダン・ヘンダーソン、FWジェイミー・バーディ、MFデル・アリの順を想定していると伝えている。

ケインはすでに今大会でもPKを決めており、トッテナムでもキッカーを務める。ここは最も信頼できるポイントだ。トリッピアーは大会前からPKに自信があることをアピールしており、キック精度は高い。バーディもやや勢い任せな蹴り方ではあるものの、レスター・シティでは何度もキッカーを務めている。

黄金世代と言われた2006ドイツワールドカップでは準々決勝でポルトガル代表にPK戦の末敗れた。当時はフランク・ランパード、スティーブン・ジェラードら名手も失敗しており、PK戦には苦い思い出しかないだろう。PKなしで決勝まで進めれば理想的だが、どこかでPK戦までもつれるかもしれない。そうなった時イングランドは今度こそ勝てるのか。もうPK戦で沈むのは懲り懲りだろう。

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