「壱岐焼酎の日」一斉に乾杯 壱岐と福岡でイベント

 7月1日は「壱岐焼酎の日」。長崎県壱岐市と福岡市で乾杯イベントがあり、全7蔵の自慢の品が振る舞われた。午後7時1分、両市で計約220人が一斉に杯を上げ、壱岐焼酎の豊かな味わいをアピールした。
 壱岐市では6回目。壱岐焼酎委員会(川添研一委員長)が郷ノ浦町にある壱岐酒類販売協同組合の倉庫前広場で開いた。白川博一市長の発声で乾杯。各蔵元の代表7人が長渕剛さんの「乾杯」を歌い上げ、盛り上げた。
 川添委員長は「長崎市内でもいつか乾杯イベントをしたい」と話した。
 福岡市では5回目。会場となった博多港近くの施設で、壱岐市の中原康壽副市長が乾杯の音頭を取った。壱岐牛の鉄板焼きやヒラス、ミズイカといった島直送の魚の刺し身などをつまみに、壱岐焼酎を味わった。
 壱岐焼酎は1995年7月1日、世界貿易機関(WTO)が産地指定。2005年、日本記念日協会がこの日を「壱岐焼酎の日」として登録した。

壱岐焼酎で乾杯する参加者=壱岐市郷ノ浦町、壱岐酒類販売協同組合倉庫前広場
中原副市長(左)とともに壱岐焼酎で乾杯する参加者=福岡市博多区、ベイサイドステージ

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