【MLB】左手を“おとり”に右手で…「魔術師」バエスのヘッスラは「超カッコイイ」

巧みな動きで二塁を陥れたカブスのハビアー・バエス【写真:Getty Images】

二塁にヘッドスライディング→左手でタッチをかわし、右手でベース触れる

 カブスのハビアー・バエス内野手が巧みなヘッドスライディングで二塁ベースを奪い去った。1日(日本時間2日)、本拠地ツインズ戦で左手を“おとり”にし、右手でベースをタッチしたヘッドスライディングの動画をMLB公式ツイッターが紹介している。

 1点リード8回。先頭で打席に入ったバエスは三塁線を破る打球を放ち、一気に二塁を狙った。ボールはツインズの左翼ロサリオから二塁ドジャーに渡り、振り向きざまにヘッドスライディングを試みたバエスの左手にタッチ……しようとしたが、バエスは左手を上げてかわすと、右手を伸ばして二塁ベースに触れ、二塁打とした。

 MLB公式ツイッターは巧みな動きで左手、右手を入れ替えた動きを「ハビアー・バエズは泳ぎに行った」として、動画を公開。ファンから称賛のコメントで集まった。

「この若者はとにかく超カッコイイ!」

「またしてもハビーがハビーらしいプレー!」

「完璧なダイブ」

「メジャーで最もエキサイティングな選手」

「今最もワクワクさせてくれる選手」

「彼を愛せないわけがない!」

「今ナショナル・リーグで一番の二塁手」

「魔法のようだ!」

「魔術師」

「彼はこんなことどうやってするんだ?」

「彼は毎試合このようなプレーをしている」

 走攻守の全てで魅せるプレーを連発するバエスだけに、ファンも大喜びだった。

(鳥越規央 / Norio Torigoe)

鳥越規央 プロフィール
統計学者/江戸川大学客員教授
「セイバーメトリクス」(※野球等において、選手データを統計学的見地から客観的に分析し、評価や戦略を立てる際に活用する分析方法)の日本での第一人者。野球の他にも、サッカー、ゴルフなどスポーツ統計学全般の研究を行なっている。また、統計学をベースに、テレビ番組の監修や、「AKB48選抜じゃんけん大会」の組み合わせ(2012年、2013年)などエンターテインメント業界でも活躍。JAPAN MENSAの会員。一般社団法人日本セイバーメトリクス協会会長。
文化放送「ライオンズナイター(Lプロ)」出演
千葉ロッテマリーンズ「データで楽しむ野球観戦」イベント開催中
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