熊本市の52公共施設、ブロック塀に問題 大阪北部地震受け緊急点検

 熊本市は2日、大阪府北部地震を受けて実施した市が管理する公共施設(幼稚園、学校を除く)の塀緊急点検で、ひび割れや傾きのほか、建築基準法の基準に適合しない可能性があるブロック塀が52施設で見つかったと発表した。今後、市は詳細な調査を行い、危険なブロック塀は撤去する方針。

 緊急点検は先月19~29日、1210施設を対象に実施した。ブロック塀にひび割れや傾きなどが見つかったのは熊本競輪場(中央区)や植木火葬場(北区)など42施設。残り10施設は塀の強度を高める「控え壁」の設置間隔が広いなど建築基準法の基準を満たさない可能性があるという。

 市によると、ブロック塀以外にも倒壊の恐れがある擁壁や施設の設備があることも分かった。擁壁10施設、記念碑や石造物22施設、あずまや・屋外トイレなど11施設、公園の門柱や照明など12施設だった。市は、こうした危険箇所には近づけないような措置を既に取っている。

 市は、幼稚園や学校に関しては51校のブロック塀について対策が必要と判断。撤去などを進めている。(高橋俊啓)

(2018年7月3日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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