沖縄・久米島 50年に一度の記録的な大雨 土砂災害に警戒

気象庁は3日午前11時前、沖縄の久米島町で、50年に一度の記録的な大雨となっているところがあると発表した。
 
 沖縄本島地方は、湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、久米島空港で午前10時半前までの1時間に90.0ミリの猛烈な雨が降り、午前11時までの3時間に184.0ミリもの雨を観測している。久米島町では土砂災害の危険度が高くなっているため、3日夕方にかけて警戒が必要だ。
 
 また、沖縄本島中南部、本島北部は、3日夕方にかけて多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込み。この方面も、これまでに降った雨で地盤が緩んでおり、弱い雨でも土砂災害の発生するおそれがあるため、夕方まで警戒が必要となる。

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