日本健闘に「サッカーもっと盛り上げよう」 沖縄でもファン熱狂、ロシアW杯観戦

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は3日、決勝トーナメント1回戦があり、日本代表は初のベスト8入りを掛けベルギーと対戦した。那覇市牧志のフットボールカフェ「カンプノウ」には、日本代表のユニホームをまとったり顔に日の丸をペイントしたりしたファン約80人が集まり、強豪相手に多くの見せ場を作った日本代表に熱い声援を送った。

 前半早々、幾度もゴールを狙う日本に、ファンたちは選手の名前を連呼し「ニッポン」コール。ピンチを切り抜ける度に歓声が沸いた。

 0―0で前半を終え、後半3分ごろ、日本が先制。後半7分ごろ、さらに2点目を決めると盛り上がりは最高潮に。ハイタッチを交わし、床が震えるほど跳びはね、机をドラムのようにたたいて熱狂した。

 その後、ベルギーの反撃で1点、2点と返されるも「いけ!」「走れ!」と声をからしてげきを飛ばす。3点目の逆転ゴールには「あーっ」と悲鳴のようなため息が漏れた。

 惜しくも勝利には届かなかったものの、試合終了後、オーナーの池間弘章さん(54)が「これから沖縄でももっとサッカーを盛り上げよう」と呼び掛けると、日本の健闘をたたえるように拍手が沸いた。

 仕事仲間と観戦した儀間勇也さん(24)=那覇市=は「先制した時は絶対勝てると思っていたのに。これから2時間後に出勤だけど、まだ気持ちが切り替えられない」と悔しさをにじませた。

 W杯には必ず同店で応援するというサッカーファン歴16年の大城麗奈(れな)さん(45)は「あっという間に逆転されてしまってショック。でもいい試合を見せてくれてうれしかった」と笑顔を見せた。

後半、日本がベルギーに逆転され落胆するファン=3日午前4時53分、那覇市牧志のカンプノウ