兵庫・西宮の2病院統合案 県と市の負担額を試算 整備費は県57億円で市61億円

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 兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院の病院統合案で、同市は3日、2病院の病床数を維持し新病院を建設する前提で試算した県と市の負担額を明らかにした。病床600床の場合、実質的な負担は、土地取得を含む建物や医療機器などの整備費で県が約57億円、市が約61億円。年間の運営費(ランニングコスト)は県が約8億円、市が約4億円と見込んだ。

 同日の市議会健康福祉常任委員会で説明した。統合案では、アサヒビール西宮工場跡地(同市津門大塚町)の一部約2・6ヘクタールに県営の統合病院を新築する。

 病院整備費と運営費の試算は、新病院が担う負担や国の交付税措置が除かれ、現在の2病院の稼働病床数(県立西宮病院400床、市立中央病院193床)から県と市の負担割合を「2対1」とした。統合病院の規模や診療機能は未定だが、姫路市内の2病院を統合し2022年の開院を予定する県立病院(736床)の基本計画を基に算出した。

 一方、土地の取得費は交付税措置を除いて市が全額(約33億円)を負担する。(初鹿野俊)