西日本では最大となる約8千人の在日日系伯人を抱える滋賀県で、日伯交流の輪が広がっている。先月9日、伯人女性ピアニストのビアンカ・ジスモンチさんらトリオを招き、大津市内ホールにて初公演が行われた。
同県湖南市の人材派遣会社インフィニティが主催。東近江市にある伯人学校「日本ラチーノ学院」の外国籍生徒とその家族ら30人が招待されたほか、日系伯人を中心とする約100人がブラジル音楽のリズムに酔いしれた。
昨年10月には、在日日系ブラジル人子弟の支援をしてきた国民的人気漫画「モニカ」の作者であるマウリシオ・デ・ソウザ氏を招いた感謝の集いが湖南市でも催されるなど、同県で日伯両国の文化交流が進んでいる。
滋賀県で伯人ピアニスト初公演=日系伯人ら100人が参加
- Published
- 2018/07/04 06:38 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:58 (JST)
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