特殊鋼倶・名古屋、「車のマルチマテリアル化」の説明会開催

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 特殊鋼倶楽部名古屋支部(支部長・深津和也愛知製鋼参与お客様本部トヨタ営業部部長)は3日、名古屋市中村区のウインクあいちで「自動車のマルチマテリアル化調査」報告書説明会を開催、メーカー、商社の代表者など約70人が参集した。

 日鉄住金総研産業技術部研究主幹の高橋健治氏が講師を務め、文献などの情報、自動車メーカーをはじめとする専門家に対するヒアリング結果に基づいて、特殊鋼使用量が多いパワートレイン、ドライブトレインなど主要4ユニットにおける使用素材の変化を詳細に解説した。

 高橋氏は各地域で設定されるCO2排出規制に伴う部材軽量化が、マルチマテリアル化進行の背景にあると説明。その上で、パワートレイン関連では鉄系素材が非鉄金属に置き換わる傾向にあり、電動化による構成部品の軽量化が進行していることを図示した。

 続いてユニット別でマルチマテリアル化の動向について写真を交えて紹介し、参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。