天草宝島親善大使のWANIMA  地元へ直接歌声届ける日に期待

天草市から「天草宝島親善大使」の委嘱状交付を受け、あいさつする「WANIMA」のメンバーたち=2日、同市

 天草市の魅力を発信する「天草宝島親善大使」に昨年11月就任した人気ロックバンド「WANIMA」。メンバー3人のうち2人が同市倉岳町出身だ。就任から7カ月余りたった2日、同市の本渡第一映劇で委嘱状交付式が開かれた。

 式がこれほど遅れた理由を市に尋ねると、芸能事務所側から、タイトなスケジュールで時間が取れない、ファンが殺到して混乱が生じかねない、などの説明があったという。

 「スケジュールをやりくりしてもらい、ようやく日程が決まった」と中村五木市長。市職員が事務所側と何度も交渉しこぎ着けた式典で、ボーカルのKENTAは「天草のいいところをもっと伝えたい」と語った。

 式典に関して、市内の観光業関係者から「市民センターなど大きな会場を使って、市民の前でやってほしかった」という声が聞かれた。地元出身の若者らが頑張って地元をPRしてくれる。その姿を直接応援できる絶好の機会だっただけに、正直もったいないという気持ちがした。

 会場を後にしようとするWANIMAに声を掛けてみた。「天草でのライブを期待する声がありますが」

 するとKENTAが「天草で生まれたのでぜひやりたい。天草以外の人にも遊びに来てほしい」と笑顔で答えてくれた。いつか彼らが、地元の人たちの前で歌声とメッセージを直接届ける日が来ることを期待したい。 (飯村直亮)

(2018年7月4日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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