盛岡市新事業支援センター10年 貸し工場、着々と成果

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入居企業の設備を見学する式典の出席者たち

 盛岡市北飯岡の新規事業者向け貸し工場「市新事業創出支援センター」は今年で開所10年を迎え、成果が見え始めている。市によると、開所当初は入居企業の従業員数が20~30人台で推移していたが、本年度は過去最多の90人に拡大。入居企業は近くの公的研究機関などと連携し業容拡大を図っている。市は産業振興に向け産業用地の造成を計画し、企業の立地を促す方針だ。

 2日は現地で記念式典を開催。企業や市などの関係者約70人が出席し、入居企業や独立した企業の7社から事業概要の説明を受け、仕事場を見学した。

 センターは2008年5月に開所し、敷地面積は約6千平方メートル。大小7棟の貸し工場は軽量鉄骨造平屋、床面積各160~320平方メートル。事業費は約2億8千万円。

 貸し工場は現在、製造業など5社が入居し満室。これまでに8社が利用し、独立して新たに市内外に拠点を構えている。