創立120周年を迎えた世界最古のクラシック・レーベル=ドイツ・グラモフォンの史上初となるオフィシャル・ミックスCDが9月5日に発売決定。

1898年に蓄音機『グラモフォン』の製造と販売のために設立され、今年2018年に設立120周年を迎えた世界最古のクラシック・レーベル=ドイツ・グラモフォンのオフィシャル・ミックスCD『Millennials -We Will Classic You-』が9月5日にユニバーサル ミュージックからリリースされることが発表された。

ドイツ・グラモフォン創立120周年のアニヴァーサリー・イヤーを祝う同作は新人アーティストのAoi Mizunoが手掛けることが決定している。Aoi Mizunoは、2014年からヘルベルト・フォン・カラヤンを輩出した名門ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学で指揮者としてクラシック音楽を学びながら、在学中にバートライヒェンハル管弦楽団、南ボヘミア室内管弦楽団、ハンガリー国立ブダペスト歌劇場管弦楽団といった数多くのプロ・オーケストラを指揮した経験を持ちながら、これまでに前例のないクラシック音楽の音源のみを用いたDJプレイである「クラシカルDJ」としてイベントを行い、大音量で楽しむピアノ・リサイタル「東京ピアノ爆団」、さらにクラウド・ファンディングを活用したオーケストラのコンサート企画等、国内外で斬新な挑戦を続ける指揮者/クラシカルDJ/音楽プロデューサーの3つの顔を持っている。

今回発売されるミックスCD『Millennials -We Will Classic You-』は、ドイツ・グラモフォンの音源のみを使用したミックスCDであること以外の詳細はまだ明らかされていないものの、ドイツ・グラモフォンにとってオフィシャルのミックスCDのリリース自体が史上初であることからも、クラシック界を超えて大きな話題となることが予想される。

今回のリリースがメジャー・デビュー・アルバムとなるAoi Mizunoからは、以下コメントが寄せられている。
「クラシックにどっぷりハマった10代前半の頃から、ドイツ・グラモフォンの音源はどんな時も自分の側にありました。ドイツ・グラモフォンと共に思春期を過ごしたと言っても過言ではないでしょう。そんな、特に愛着のあるレーベルの120周年を祝う作品に携われることを大変光栄に思います。『Millennials-We Will Classic You-』は、全ての人に開かれたクラシックへの入り口となる作品です。クラシック・ファンの方はもちろん、まだクラシックを知らない方でも確実に楽しんで頂けるアルバムになると思いますので、ぜひご期待ください。」

また6月15日に公開されたドイツ・グラモフォンのセカンド・ラインwebサイト「Yellow Lounge」上において、Aoi Mizunoが同世代の若者に向けてテーマ別にキュレートした4つのクラシック・プレイリスト“Flavor of Classics”が展開中であり、一足早くAoi Mizunoが提案する新しいクラシック音楽の世界観を楽しむことが出来る。

■作品情報
Aoi Mizuno『Millennials -We Will Classic You-』
発売日:2018年9月5日(水)
品番:UCCG-1813
価格:2,500(税抜)、2,700(税込)

ミレニアル世代の新たな才能がドイツ・グラモフォン創立120周年に贈る、まったく新しいクラシックの世界。

CD予約はこちら 

*収録曲未定

■Aoi Mizunoプロフィール

(c) 髙橋健治

ミレニアル世代の指揮者であり、史上初のクラシカルDJ。
音楽の都ザルツブルクでカラヤンの後輩としてクラシック音楽の真髄を学ぶかたわら、東京で「クラシックの入り口の人間」として、形に囚われない新しいクラシックの楽しみ方を提案する活動をしている。
2016年2月、ライブハウスで大音量で楽しむピアノ・リサイタル「東京ピアノ爆団」をプロデュース。同世代の3人のピアニストのリレー形式のリサイタルと水野自身のオーケストラ楽曲のみでのDJプレイが話題を呼んだ。
2017年夏にはクラシック界の新しいアイコンとなる若手室内オーケストラ、「O.E.T(オーケストラ・アンサンブル・東京)」をクラウド・ファンディングで立ち上げ、結成記念公演では400人超を動員。大盛況へと導いた。
2018年秋に開催予定のドイツ・グラモフォン主催のクラブ・イベント「Yellow Lounge in TOKYO」のオフィシャル・キュレーターに就任。
現在オーストリア国立モーツァルテウム大学のオーケストラ指揮、合唱指揮の両専攻に在籍。
欧州では2015年夏にザルツブルク州立歌劇場の音楽監督エイドリアン・ケリーのアシスタントを務めるほか、バートライヒェンハル管弦楽団、南ボヘミア室内管弦楽団、ハンガリー国立ブダペスト歌劇場管弦楽団などのプロ・オーケストラを指揮する。
これまでにオーケストラ指揮を井上道義(講習会)、ペーター・ギュルケ、ハンス・グラーフ、アレクサンダー・ドゥルチャー、ブルーノ・ヴァイル各氏に、また合唱指揮をカール・カンパー氏に、現代音楽指揮をヨハネス・カリツケ氏に師事。
O.E.T代表。東京ピアノ爆団主宰。

Photo Credit (c) 髙橋健治

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