大谷復帰も無安打 ルブラン好投でマリナーズ8連勝

【エンゼルス1-4マリナーズ】@セーフコ・フィールド

大谷翔平(エンゼルス)が故障者リストから戦列復帰を果たし「6番・指名打者」で先発出場した一戦は、この日契約延長が発表されたマリナーズ先発のウェイド・ルブランの好投によりマリナーズが4対1で勝利を収めた。ルブランは巧みな投球術でエンゼルス打線を翻弄し、7回95球を投げて被安打3、奪三振4、与四球1、失点1の好投。許した得点はアンドレルトン・シモンズの6号ソロによる1点だけだった。マリナーズは初回にカイル・シーガーの2点タイムリー二塁打などで3点を先制。2点リードの8回裏にはネルソン・クルーズが22号ソロを放ち、最後は守護神のエドウィン・ディアスが締めくくってメジャートップを独走する33セーブ目をマークした。

大谷の復帰初戦は4打数ノーヒット3三振という結果に終わった。2回表の第1打席はカウント1-2からの4球目、外角低めへのカッターを見送って見逃し三振。4回表の第2打席は初球を打ち、レフトへのファウルフライに倒れた。7回表の第3打席はカウント1-2からの4球目、外角への速球を見送って再び見逃し三振。元西武の左腕・ルブランに完璧に封じ込まれた。9回表の第4打席ではルブランと全くタイプの違うディアスと対戦し、カウント1-2からの4球目、低めへのスライダーに手を出して空振り三振。試合の最後の打者となってしまった。大谷やマイク・トラウトを封じたルブランは無傷の4勝目をマーク。最大2022年までの契約延長に応える見事なピッチングだった。

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