【MLB】大谷、復帰2戦目の第1打席は打撃妨害 後続のヒットで快足飛ばし先制ホーム

復帰後初となるホームを踏んだエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

バットが捕手のミットに当たって復帰後初出塁

 エンゼルスの大谷翔平投手が、4日(日本時間5日)の敵地マリナーズ戦に2試合連続で「6番・DH」で出場。右肘内側側副靭帯損傷から復帰2戦目の第1打席は打撃妨害。復帰後初めて出塁すると、続くバルブエナの左翼線へのツーベースで快足を飛ばして一塁から一気に生還して先制のホームを踏んだ。

 大谷は2回、2死走者なしの場面でマリナーズ先発右腕リークを相手にフルカウントからファウルで粘り、最後は9球目を振った際に捕手のミットにバットが当たって、打撃妨害で出塁した。その後、バルブエナへの3球目でスタートを切ったもののファウル。しかし、バルブエナが5球目を左翼線に飛ばすと快足を飛ばし、一気に一塁から生還した。約1か月戦列から離れていたが、コンディション面に不安がないことを証明する快走で復帰後初得点を記録した。

 6月8日(同9日)に故障者リスト(DL)入りした大谷は、多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受け、3週間後の再検査で靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)の必要なしと診断された。実戦形式での打撃練習などを経て、3日(同4日)のマリナーズ戦で約1か月ぶりに復帰したものの、4打数無安打3三振に終わっていた。

(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2