台風から変わった低気圧と活発化する前線に警戒 日曜にかけて大雨続く

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5日午後5時の雨雲と風の予想。

 台風7号はきのう4日(水)午後3時に温帯低気圧に変わったが、台風から変わった低気圧や前線の影響で、北日本から西日本にかけての広い範囲で大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に引き続き警戒が必要となる。また、北日本では高波や暴風にも警戒が必要だ。

北日本から西日本の広い範囲で大気不安定

5日午前3時の天気図と気象衛星画像。

 台風7号から変わった温帯低気圧は、非常に強い風を伴って北日本に接近する見込み。また、低気圧からのびる前線は、南からの暖かく湿った空気によって活動を強めながら、東・西日本を南下する予想となっている。そのため、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定で、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。

西・東日本は8日頃まで大雨続く 災害に警戒

5日からの週間天気予報。

 8日(日)頃までは本州付近に前線が停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込む状況が続くため、西日本と東日本では、数日間同じような地域で大雨が続くおそれがある。先月27日に梅雨明けが発表された関東地方も、大雨による災害に警戒が必要だ。

予想雨量(いずれも多い所)。西日本と東日本では、数日間同じような地域で大雨が続くおそれがある。

 これまでの大雨で地盤が緩んでいるところもあるため、土砂災害には厳重に警戒が必要となる。今後の気象情報を確認しつつ、地域のハザードマップを活用して土砂災害警戒区域等の危険な箇所を把握し、避難場所や避難ルートを再確認しておきたい。

台風8号発生 来週以降沖縄に接近か

台風8号の5日午前3時の位置と5日進路予報。

 きのう4日午後9時、マリアナ諸島付近で台風8号が発生した。5日午前3時現在もマリアナ諸島付近にあって、台風の中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、1時間に15キロの速さで北西に進んでいる。

 今後、台風は発達しながらゆっくり北上を続けるが、週末以降はさらに西寄りに進むとみられ、週明けには沖縄に近づくおそれもある。台風8号の動きについても最新の情報に注意が必要だ。