シークヮーサーで尿酸減 オキハムが試験「ノビレチンが効果」

 【読谷】沖縄ハム総合食品(読谷村、長浜徳勝社長)は4日、県産シークヮーサーに含まれるノビレチンに血清中の尿酸値を低下させる効果があると発表した。結果を鑑定した専門家は「効果があることは知られていたが、人が摂取して確認したのは例がなく、今回の研究が初めて」としている。

 沖縄ハムは生活習慣病の改善効果が期待されるノビレチンに着目し、2013、14年に県の補助事業を活用した試験で血中尿酸値の低減を確認した。17年にはノビレチンを含んだ自社製品による研究を行った。尿酸値の平均値が7・22ミリグラム、成人男性10人に8週間、製品を飲んでもらうと、平均値で7%減の6・75ミリグラムまで低下したという。

 長浜社長は「県民の健康増進と健康長寿復活にシークヮーサーを役立てていくとともに、シークヮーサー産業の発展につなげていきたい」と結果に手応えを見せた。

 帝京大名誉教授の山口英世博士(医学)は人で効果があることを示した初めての臨床研究だとした上で「安全性にも問題はなく、血清尿酸値の高い人の健康維持に有益だ」としている。

©株式会社琉球新報社