国籍喪失訴訟、東京地裁で初弁論

原告「おかしな制度」

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 外国籍を取得すれば日本国籍を失うと定めた国籍法の規定は違憲だとして、日本人として生まれ、後に外国籍を取得した欧州在住者らが国に日本国籍を持つことの確認などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が5日、東京地裁で開かれた。

 スイス国籍の原告野川等さん(74)は「日本の子どもたちが海外へ活躍の場を広げようとしたとき、国籍を奪われると深く傷ついてしまう。おかしな制度をなくしたい」と意見陳述した。

 国籍法は、自分の希望で外国籍を取得したときは日本国籍を失うと規定している。