カルフーン3安打&大谷マルチ エンゼルスが連敗ストップ

【エンゼルス7-4マリナーズ】@セーフコ・フィールド

エンゼルスには前日の試合で大谷翔平がDLから復帰した。大谷は無安打でチームは敗れたものの、彼の復帰はチームにとって大きなものと言えるだろう。迎えたマリナーズ3連戦の2戦目では大谷やコール・カルフーンらのバットがチームを連敗から脱出させた。

この日のエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズは2回、カイル・シーガーとライオン・ヒーリーに2者連続弾を浴びるもその後は立ち直り、6回途中3失点(2自責点)、8奪三振の好投で先発として最低限の役割を果たした。逆転を許したエンゼルスは1対2の場面で迎えた4回、先頭のアルバート・プーホルスがツーベースで出塁すると続く大谷もライトへ鋭いヒットを放ってチャンスを広げ、無死一・三塁とする。そしてルイス・バルブエナのタイムリーで同点とした。チームは攻撃の手を緩めず、カルフーンにもタイムリーが飛びだして勝ち越しに成功した。

マリナーズ先発、マイク・リークを4回で降板させたエンゼルス打線は5回に追加点を加えて迎えた6回、マリナーズ2番手、ニック・ランベローからカルフーンが2ランを放ち、さらにリードを広げる。中盤で3打点を記録したカルフーンは8回にもチーム7得点目となるホームを踏み、得点にも貢献した。両軍合わせ23安打が飛び出す乱打戦となったが、最後はエンゼルスが3点差を逃げ切って連敗を止めた。ちなみに大谷は復帰後2試合目でマルチ安打と活躍。敗れたマリナーズは連続本塁打で勢いに乗るものの、中盤以降は幾度となく訪れたチャンスをモノにできなかった。

© MLB Advanced Media, LP.