大雨のち猛暑 東~西日本は極端な天候に 気象庁1か月予報

気象庁は5日、向こう1か月の予報を発表した。東・西日本は太平洋高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高い見込み。

猛暑ふたたび

 週別の気温予想によると、東日本や西日本は1週目~2週目(7月7日~20日)にかけて気温が高くなる予想で、中でも7月10日(火)頃(九州南部・奄美は11日)からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり高くなりそうだ。このため、気象庁は東~西日本、奄美に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、体調管理や農作物の管理に注意するよう呼びかけている。

天気は変わり目に

 北日本は前線や湿った気流の影響を受けやすいため、向こう1か月の降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少ない見込み。東・西日本は8日(日)頃まで、活動の活発な梅雨前線の影響で大雨になるおそれがあり、向こう1か月の降水量は平年並か多く、特に西日本の太平洋側では多い予想となっている。この方面は、2週目(7月14日~20日)は高気圧に覆われて、平年より曇りや雨の日が少ない見通しとなっているため、大雨と猛暑の両方に対して注意が必要になりそうだ。

© 株式会社ウェザーマップ