メッツが5回表に5得点のビッグイニングを作り逆転勝利

【メッツ6-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

メッツは1点を追う5回表にトッド・フレイジャーの10号2ランとホゼ・バティースタ、アズドゥルバル・カブレラ、マイケル・コンフォートの3連続タイムリーで5点を奪って逆転に成功。リリーフ陣がその後のブルージェイズの反撃を1点にとどめ、6対3で逆転勝利を収めた。先発のコリー・オズウォルトが4回2失点で降板したメッツだが、2番手のセス・ルーゴが3回1失点の好リリーフで3勝目(3敗)。3点リードの最終回を締めくくったジューリス・ファミリアは16セーブ目をマークした。ブルージェイズは先発のマーカス・ストローマンが5回に捕まり、5回途中6失点で降板。打線もメッツ救援陣を攻略できなかった。

メッツのミッキー・キャラウェイ監督が勝利の立役者に挙げたのは好リリーフを見せた右腕・ルーゴだ。先発のオズウォルトがブルージェイズ打線に捉えられ始めているのを感じたキャラウェイは、オズウォルトを4回で諦め、ルーゴへスイッチすることを決断。ルーゴは指揮官の期待に応え、3回1失点の好リリーフで今季3勝目を手にした。「彼は間違いなく我々のブルペンにおける大きな武器だし、今日はそれを証明してくれたね」とキャラウェイ。ルーゴは5度の先発登板で防御率3.52であるのに対し、23度のリリーフ登板では防御率2.23の好成績をマークしており、「リリーフをやりたい。そちらのほうが向いていると思うからね」とルーゴも自身の適性を認識しているようだった。

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