週末にかけて記録的大雨のおそれ 土砂災害、川の増水・氾濫に厳重警戒

6日午前3時と6日正午の雨の予想

 東~西日本は8日(日)頃にかけて、雷を伴い非常に激しい雨が断続的に降り、記録的な大雨となるおそれがある。土砂災害や河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要だ。また、低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。

48時間積算降水量と土壌雨量指数(いずれも5日17時時点)

 東~西日本に停滞する前線に向かって、南から湿った空気が流れ込み、広い範囲で大雨となっている。
 東~西日本は、6日にかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、8日頃にかけて広い範囲で大雨となる見込み。
 これまでの大雨で、すでに地盤の緩んでいる所がある。土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

今後の予想雨量

 東~西日本は7日夕方以降、さらに雨量が増える予想で、記録的な大雨となるおそれがある。

沖縄でも大雨

 沖縄は大気の状態が非常に不安定で、大雨となっている所がある。5日昼前には、宮古島地方に記録的短時間大雨情報が発表された。沖縄では5日夜のはじめ頃まで1時間に90ミリの雷を伴った猛烈な雨が降り、6日にかけて大雨となる所がある見込み。6日夕方までに予想される雨量は、多い所で150ミリとなっている。

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