ロアッソ DF青木剛、ベンチ外に 苦しんでも前向きに

スタメン奪取に向け、奮闘するDF青木剛=県民総合運動公園

 熊本のベテランDF青木剛がもがき苦しんでいる。今季、J1鳥栖から加入し、開幕から第18節までは1試合を除きフル出場。ただ、ここ3試合はベンチメンバーにさえ入れず、「自分が出場した試合で勝ちきれていなかった。力不足」と現状を受け止める。

 本来のポジションは3バックの中央。チームが下降線をたどった6月に入ると、MF米原秀亮のDF起用やDF村上巧の復帰もあり、ほとんど未経験というセンターバックのサイドに入る機会が増えた。

 このため、最終ラインからボールをつないで攻め上がる際に、パスを出すタイミングや位置取りに苦労。「求められたプレーができず、効果的な組み立てができていない試合も多かった」ともどかしげな様子だ。

 チームも5月27日の千葉戦から勝ち星に見放された状態が続いており、「組織としても、個人としてもここまで苦しんだ時期はない」と苦渋の色を隠さない。一方で「こういう時こそ成長できる。課題を整理し、考え、自分もチームも良いサイクルに変えていく」。いたって前向きに自らを奮い立たせている。(樋口琢郎)

(2018年7月6日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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