JFEスチール西日本・倉敷、ОB見学会に65人

 JFEスチール西日本製鉄所・倉敷地区は6月中に製鉄所ОBを招いての見学会を実施した。希望者が多く2回行い、合計65人が参加。最高齢は85歳。一昔前の製鉄所内の現場作業は手作業に頼る部分も多かったが、今では自動化が進んできている。技術の発展とともに進化してきた製鉄所の現在の姿を、ОBОGが見回った。

 JFEスチール倉敷地区および旧川崎製鉄時代に働いていたОBが参加対象。1961年の倉敷地区開設から、過去を積み上げてきた先人に、現代の製鉄所を見てもらおうと企画した。見学日当日は製鉄所の概要説明・DVD視聴に始まり、一行はバス内から出銑を見て、厚板工場へ。昨年に全面リニューアルした参加・体験型の新見学センターも訪れた。ОBたちはかつての職場を懐かしみながら、当時の四方山話に花を咲かせた。

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