4回までに7点のレンジャーズが逃げ切り 連敗ストップ

【レンジャーズ7-5タイガース】@コメリカ・パーク

3連敗中のレンジャーズはタイガース先発のマシュー・ボイドを攻め、ジョーイ・ギャロの21号特大2ラン、ロナルド・グスマンの8号2ランなどで4回までに7得点。このリードを投手陣が失点を重ねながらも最後まで守り抜き、7対5で勝利して連敗を3でストップさせた。レンジャーズ先発のヨバニ・ガヤードは4回裏に3本のタイムリーを浴び、6回裏にはニコ・グッドラムに8号ソロを被弾したものの、打線の援護に恵まれて6回途中4失点(自責点3)で3勝目(0敗)をマーク。最後を締めたキーオニー・ケラは21セーブ目をマークし、今季セーブ成功率100%を維持している。

レンジャーズの10試合にわたるロード遠征は、ギャロの特大弾で幕を開けた。「7番・レフト」で先発出場したギャロは2回表二死一塁の場面で第1打席を迎え、カウント2-1からの4球目、高めに浮いたスライダーを一閃。打球は右翼スタンドの最上段に達し、飛距離453フィート(約138メートル)の特大アーチとなった。ギャロは日本時間5月6日のレッドソックス戦で466フィート(約142メートル)の一発を放っており、この試合の21号先制2ランは今季自己2番目の飛距離。打率は1割台に低迷し、歴代シーズン記録に迫るペースで三振を量産しているギャロだが、球界屈指の長打力は今季も健在だ。

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