ウィーバー快投 カージナルスがクエイト撃破で大勝

【カージナルス11-2ジャイアンツ】@AT&Tパーク

カージナルスは故障者リストからの復帰初戦となったジョニー・クエイトをはじめとするジャイアンツ投手陣に今季最多となる18安打の猛攻を浴びせ、今季5度目の2ケタ得点。投げては先発のルーク・ウィーバーが最初の5イニングをパーフェクトに抑えるなど、93球で自己最長の8イニングを投げ抜き、被安打2、奪三振7、無四球、2失点という見事なピッチングを披露した。好投したウィーバーは今季5勝目(7敗)をマーク。一方、ジャイアンツ先発のクエイトは本来の出来からは程遠いピッチングに終始し、5回10安打5失点で今季初黒星(3勝)を喫した。

直近7先発で一度も6イニングを投げ切れず、期間中の防御率が6.49と不調に陥っていたウィーバーが見事なピッチングを見せた。味方打線が4点を先制した直後の1回裏を簡単に三者凡退に抑えると、5回までスイスイとパーフェクトピッチング。リードが9点に広がった直後の6回裏に一死から初ヒットとなる内野安打を許し、二死後にアレン・ハンソンに6号2ランを浴びたものの、その後も打者7人を連続で打ち取り、自己最長の8イニングを投げ抜いた。打線はジェッド・ジョーコが7号3ランを含む3安打5打点、ハリソン・ベイダーが6号2ランを含む3安打2打点の活躍を見せ、先発全員安打を記録。まさに投打が噛み合った快勝となった。

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