2017-18シーズン限りでadidasとの契約が終了したACミラン。
一時期はLotto製のユニフォームを着たこともあったが、90年代からともに歩んできたadidasとの契約満了は衝撃的ですらあった。
そして、新たなパートナーとなったPuma製ユニフォームの第1弾となるホームキットが6日、クラブとメーカーから発表された。契約が公表された時点から注目されていたそのデザインは、一言で表現するなら「古き良きミラン」だ。
AC Milan 2018-19 Puma Home
20世紀初頭のキットにインスパイアされたというホームキットは、確かにミランの伝統をしっかりと踏襲。細めのストライプを採用したそのクラシックなスタイルに、“グランデ・ミラン”と称された90年代黄金期のキットが重なって見える。
背面はネームナンバーのスペースを設けることなく、全面にストライプをあしらった。ただしヨーロッパリーグで着用するキットには、レギュレーションによりボックス型のスペースが登場すると思われる。
パンツとソックスのファーストカラーは、どちらもホワイト。ソックスの背面にはチーム名の略称“ACM”が入る。
チェンジ用としてブラックのパンツも同時にリリースされている。
首周りは襟付きのクラシックなスタイルで、胸元はボタン止め。
背面の首元にはチームの愛称“‘Il Diavolo Rossonero(赤と黒の悪魔)”のアイコンをプリント。
シャツの左裾には、ミランのユニフォームではお馴染みのイタリア国旗のタブが付く。
ネームナンバーもデザインを一新。番号下部にはクラブロゴが入る。
AC Milan 2018-19 Puma Home Goalkeeper
GKのホームキットはイエローを基調。デザインはPuma社2018年GKモデルのテンプレートで、ドルトムントやアーセナルなどのGKキットと共通する。
背面首元の“赤と黒の悪魔”はGKキットにもプリント。パンツとソックスもシャツと同じイエローを基調としている。
GKキットもネームナンバーが公開された。若き守護神ジャンルイジ・ドンナルンマの番号は、現時点では99番のまま。
新しいユニフォームの一部アイテムは、6日から日本国内でも販売を開始している。