現在、ユヴェントスへの移籍が噂されているレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。スペインやイタリアでは、この移籍話に関しての報道が連日なされ、日に日に熱を帯びている。まだ移籍が実現したわけではないが、すでにユヴェントスには“ロナウド効果”が現れているという。
伊『CALCIO FINAZA』によると、ロナウドの移籍話が急浮上したことで、3日間でユヴェントスの株価が22パーセントも上昇。1億6000万ユーロ(約207億円)もの利益が出ているとのことだ。また、伊『sky SPORTS』は経済学者のコメントを伝えており、ロナウドがユヴェントスへ加入した際の経済効果を算出したところ、「年間6000万ユーロの賃金を払ったとしても、5000万ユーロ程度の増収は見込めるだろう」との見解を示している。
ロナウドを獲得するために移籍金1億ユーロ(約130億円)、年俸3000万ユーロ(約39億円)を用意しているとされるユヴェントス。3日間でこれだけの利益が出たことを考えると、ロナウド獲得に投資する大金はすぐに元を取ることができそうだが、果たしてこのビッグディールは実現するのだろうか。