ワールドカップ準々決勝、ベルギーはブラジルを2-1で撃破し、ベスト4進出を決めた。
日本戦では2点のビハインドを背負う苦しい展開だったが、そこから逆転したベルギー代表。ロベルト・マルティネス監督はその日本戦で途中出場からゴールを決めたマルアヌ・フェライニとナセル・シャドリをこの日は先発で起用した。
『BBC』で解説を務める元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、こう述べていた。
アラン・シアラー(元イングランド代表FW)
「また凄い試合だったね。ベルギーは後半に(厳しい展開に)直面した。
ブラジルは選手交代で強さと速さを加えた後にチャンスを作った。彼らをゴールを決めたし、最後の15分間は素晴らしかったよ。
ベルギーは踏ん張ったね。
フェライニは素晴らしかったし、ヴィツェルはDFラインをサポートした。
マルティネスの(先発)交代は全て完璧に機能したね。
ベルギーへの大きな疑問点は、個人(頼み)のチームなのか、チームとして団結できるのか、ということだった。
彼(監督)が彼らを固めさせたんだ。
彼らが今いるところと、2年前にいるところには大きな違いがある。
日本戦での0-2からの逆転、そこで気質を持ち、今夜のブラジル戦での踏ん張り。彼らはそのスピリットを見せつけたよ」
エデン・アザールも厳しい展開となった日本戦のような試合が自分たちには必要だったと語っていた。あの逆転劇がチーム結束のきっかけのひとつになったということだろうか。
ベルギーは準決勝でフランスと対戦する。