節目の「夏」開幕 第100回全国高校野球長崎大会 試合は雨で順延

 第100回全国高校野球選手権記念長崎大会は6日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで開会式が行われ、甲子園出場を懸けた57校の“夏”が幕を開けた。式後に予定されていた九州文化学園-島原翔南の1回戦は、雨のため、7日のビッグNの第1試合(午前9時開始)に順延となった。
 バックネット裏のスタンドであった開会式では出場校が1校ずつアナウンスされ、選手が起立して拍手を受けた。昨年の優勝校、波佐見の内野裕太主将が優勝旗を返還。野中光治会長が「100回の節目であると同時に、次の100回への通過点でもある。素晴らしい大会になることを期待する」とあいさつした。
 その後、佐世保工の谷脇遼馬主将が選手宣誓。「笑顔や元気を届けることができるプレーをする」と力強く述べた。
 7日はビッグNと佐世保市総合グラウンド野球場で1回戦計7試合を実施する。

雨の中、スタンドで行われた開会式=ビッグN

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