KKS(かかし)13 推しメンは? 産山村で“総選挙” 集会所など整備「投票に来て」

「さくら小道」のメンバーが新築した集会所「たまり場」=産山村
同メンバー13人に見立てたかかし。総選挙ではお気に入りを投票してもらう=産山村

 熊本県産山村西田尻の婦人会13人でつくる「さくら小道」が、地区の沿道に並べたかかしのお気に入りを選んでもらう「KKS13総選挙」を開いている。今春、一帯に野菜を無人販売する集会所や、あか牛の放牧地と木柵を整備しており、「気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛けている。

 かかしは、4年前にマラソン大会の応援用にメンバーで手作りしたことをきっかけに設置を続け、季節ごとに衣替えしている。近年は「ぜひ着せてほしい」と通行客から古着の寄付も多いという。

 産山村を含む阿蘇地域が世界農業遺産に登録されていることから景観を整備しようと、世界農業遺産基金を活用して、草地を改良して牧草の種をまき、木柵を設置。荒れ放題だった土地は、あか牛がのんびりと草をはむ様子を見学できる観光スポットに生まれ変わった。

 集会所「たまり場」は木造平屋で、熊本地震で解体した納屋の木材を再利用してメンバーが自費で建設した。

 「KKS13総選挙」は初の試み。メンバーに見立てて名前のプレートを掲げたかかし13体が、“村人”のようなたたずまいで木柵に並ぶ。「地区を活気づける場所になれば」とメンバーの西村さとみさん(57)。30日まで投票を受け付けるという。(中尾有希)

(2018年7月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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