【速報・大雨情報】河川の増水・氾濫に警戒を

 活発化した梅雨前線の影響で、県内では7日、断続的に大雨が降っている。宮崎地方気象台によると、九州付近に停滞する梅雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、県内は大気の状態が非常に不安定になっている。

 午前11時までの1時間に小林市と高原町、都城市付近で約40ミリの激しい雨を観測。昼すぎにかけて南部平野部・山沿い、北部平野部を中心に局地的に1時間に50ミリの激しい雨、同日夕方は30ミリの激しい雨が降る恐れがある。

 4日午後6時の降り始めから7日午前11時までの総降水量はえびの市で494ミリ、西米良村で274ミリ、日南市深瀬で268ミリを記録。同気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒するよう呼び掛けている。

 県によると、7日午前9時現在、高千穂町の2世帯3人、西米良村の8世帯10人が避難している。

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