歴史を感じる…W杯で最も「象徴的な」11のユニフォーム

『Squawka』は、「現代のワールドカップの歴史上、最も象徴的な11のユニフォーム」という記事を掲載した。

選手にとって一世一代の舞台であるワールドカップ。しかし、同時にサプライヤーにとっても重要な機会となる。

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これまで、世界最高峰のトーナメントで現れた最も象徴的なユニフォームとは?

1982年:ベルギー代表(Home)

ベルギーの最初の黄金時代は1980年代だ。1982年にはスペインでの大会で1次グループを無敗突破している。しかし2次グループではポーランド、ソビエト連邦に連敗し、大会を去った。

この時代のキットは非常に印象的なデザインで、イエローのラインにはAdmiralのロゴが埋め込まれている。

1990年:ドイツ代表(Home)

おそらくドイツの歴史で最も有名なのは、東西が統一されたあと最初に着用されたキットだ。

EURO1988でお目見えしたが、ワールドカップでは1990年がデビューとなっている。

1994年:アメリカ代表(Away)

北米で初めて開催されたワールドカップ。ホスト国のアメリカはこれまでにないような鮮やかなキットを使ってきた。

デニムのような背景に白の星があしらわれており、アメリカの旗をうまく愛国的なデザインに昇華した。

1994年:スペイン代表(Home)

このキットは、スペインのサッカーの歴史上で最も成功したわけではないが、印象的なユニフォームであったことは間違いない。

ダイヤモンドの3つのラインがシャツの側面を彩っている。それは今でも議論の的になる。

1994年:ルーマニア代表(Home)

アメリカ大会で着用されたシャツの中、もう一つ国家の象徴となったユニフォームだ。「黄金世代」のルーマニアが着たホームキットだ。

ゲオルゲ・ハジは同国で最も偉大な選手であると見なされており、この大会でも準々決勝にまで進出している。

1994年:ナイジェリア代表(Away)

ナイジェリアはロシアで着ているユニフォームも話題になっているが、アメリカ大会でのキットも印象的だった。

評価は分かれるものだったが、これを一度見たら忘れることはない。

1994年:イタリア代表(Home)

ロベルト・バッジョが決勝でPKを外してしまい、あと一歩で優勝を逃した。1994年のイタリアは、その時に着ていたユニフォームも印象的だった。

ブルーにクラシックな襟、その中に埋め込まれたバッジ。Diadoraは常に会社のロゴを控えめに出していた。アッズーリへのリスペクトだ。

1998年:クロアチア代表(Home)

クロアチアの市松模様は古典的なものだが、1998年に着用したものは驚きだった。

国家の紋章に基づいてLottoがデザインしたものは、風に吹かれている旗のように見えるもの。独立以降初の出場だったが、チームも好成績をあげた。

1998年:ジャマイカ代表(Home)

イングランドでプレーしている選手を多く呼び寄せたことで、ジャマイカは一時の栄光を手に入れた。

カリブ海地域の国として初めて出場を果たした彼らは、国旗のカラーを象徴的にあしらった個性あるユニフォームを着て、日本を相手に勝利を収めている。

2002年:カメルーン代表(Home)

このカメルーンのキットは、実際にはシャツではなかったというものでユニークだ。本来はベストだったが、FIFAの規約で認められず、デザインを変更しなければならなかった。

ただ、大会の結果は非常に失望すべきものだった。

2014年:コロンビア代表(Home)

才能豊かな若手選手をブラジル大会に送り出したコロンビアは、それとともにとても美しいキットも手に入れていた。adidasはいい仕事をして、現代的な傑作を生み出した。

ブラジルに負けたのは不運だったが、ハメス・ロドリゲスのプレーはまさに誰もが驚くものだった。

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