岐阜県は大雨特別警報が継続 九州や四国でも再び大雨のおそれ

 岐阜県には大雨特別警報が継続して発表されている。岐阜県内では8日(日)未明から激しい雷雨となっているところがあり、8日未明には岐阜県に記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。下呂市では3時間雨量が180ミリを超えて観測史上最大の雨量となるなど、災害の危険性が高まっているところがある。
 その他の地域でも土の中の水分量が多くなっているため、少しの雨でも土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫につながるおそれがあり、最大級の警戒が必要だ。
 また8日は、九州や四国でも再び大雨になるおそれがある。

 前線が九州から北陸にかけて停滞している。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、引き続き前線の活動は活発となっている。9日は九州や四国で大雨となるおそれがあり、落雷や突風にも注意が必要だ。前線は8日夜にかけては北上し、次第に活動も弱まる見込み。

■9日朝までの予想雨量(多い所)
 東海、四国   200ミリ
 九州北部・南部 150ミリ

大雨(土砂災害・浸水害)に警戒が必要な時間帯(8日午前5時過ぎ現在)

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