鵠沼舞台に催し多彩 サーフフェス、湘南OP 9日に開幕

 サーフィンなどのスポーツだけでなく、食や音楽も楽しめる国内最大のサーフフェスティバル「MURASAKI SHONAN OPEN 2018」が9日から8日間、藤沢市鵠沼海岸で開かれる。期間中は、2020年東京五輪の実施種目に採用されたサーフィンの国際大会や、同じく五輪実施種目のスケートボード、自転車競技BMXの大会のほか、多彩なイベントが開催される。

 同フェスティバルは、日本サーフィン発祥の地である鵠沼海岸で、さまざまなスポーツや音楽ライブが楽しめるイベント。7回目の今年は、新たにBMXが大会競技に加わった。

 BMX競技歴15年の米田大輔選手(28)=大和市=は「高さやスピード、回転などBMXの動きは派手。楽しみながら見てほしい」とアピール。スケートボード種目「ストリート」に、昨年に続いて2度目の出場となる東京五輪強化指定の佐川涼選手(18)=川崎市幸区=は「湘南オープンはギャラリーが多くて、気分も上がるのでベストの滑りを見せたい」と意気込む。

 サーフィンの国際大会では、プロ最高峰のチャンピオンシップツアーを目指して世界を転戦するプロサーファー大原洋人選手ら国内外のトップ選手が熱戦を繰り広げる。

 藤沢市や地元企業などでつくる実行委員会は「これだけ大規模なアクションスポーツの総合イベントは、国内にはない。ぜひ多くの人に楽しんでほしい」と呼び掛けている。日程や会場の詳細はホームページ(http://www.shonanopen.com/)。

「MURASAKI SHONAN OPEN」をPRする米田選手(右)と佐川選手=藤沢市役所

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