緑内障は早期発見が鍵 沖縄県医師会講座、目の構造解説 

 第28回沖縄県医師会県民公開講座「ゆらぐ健康長寿おきなわ 眼の構造と目の病気」(主催・県医師会、沖縄タイムス社)が7日、パシフィックホテル沖縄で開かれた。530人が来場し、自覚症状が現れにくい緑内障の早期発見、早期治療の必要性に聞き入った。

 琉球大学医学部付属病院の酒井寛准教授が基調講演し、目の構造や近視・遠視の仕組み、失明原因の約3割を占める緑内障について解説した。

 緑内障のうち、近視の人に多く、眼球内の水の出口が開いている「開放型」は視野が少しずつ欠けていくため「自分で気付くことが難しい」と指摘。点眼などで症状の進行を遅らせることができると説明した。

 加齢や遠視などにより、水の出口が閉じる「閉塞(へいそく)型」は県内に多いが、初期段階で手術すれば治癒できると述べ「沖縄では紫外線を強く浴びていることもあり、目が良いと過信せず、眼科で定期的な検査を受けてほしい」と呼び掛けた。

 同病院の山内遵秀助教は糖尿病と目の病気の関係について講演し、高血糖により網膜の出血を引き起こし、網膜がはがれて重度の視力低下を招く危険性を指摘。「糖尿病と診断されたら症状がなくとも眼科を受診して」と話した。

 会場からは緑内障の手術方法やコンタクトレンズと目の病気の関係などの質問が出た。