動物の癒やし効果探る 熊本市のボランティア団体 医療施設に犬6匹、初めて訪問

セラピードッグと触れ合う子どもたち=熊本市北区

 動物訪問のボランティア活動を続ける熊本市の団体「BOX竜之介」(徳田竜之介代表)は、北区のおがた小児科・内科(緒方健一院長)と連携し、小児医療分野で「アニマルセラピー」と呼ばれる動物の癒やし効果を検証する取り組みを始めた。7日は緒方院長が経営する小児在宅ケア施設で、病気の子どもたちが犬6匹と触れ合った。

 同団体は年間30回ほど県内の高齢者施設や保育園などを訪問しているが、医療機関での活動は初めて。

 アニマルセラピーを体験したのは心臓疾患などを持つ子どもたち7人。看護師の手助けを受けながら、「セラピードッグ」として訓練を受けた犬をおそるおそるなでたり、膝に乗せて抱き締めたりしていた。

 施設職員の磯部雅子さん(30)は「自分から犬に手を伸ばすなど、子どもたちもリラックスしているように感じた」と話した。

 徳田代表は「海外ではセラピードッグが常駐している病院もある。今回の検証が日本での普及の一助になれば」と話している。今後も訪問を続け、検証結果は学会で発表する予定。(熊川果穂)

(2018年7月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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