『Sportitalia』は7日、「レアル・マドリーはクリスティアーノ・ロナウドの穴を埋める補強を計画している」と報じた。
先日から大きな話題になっているロナウドの移籍問題。1億ユーロでユヴェントスに移籍する可能性があるという。
レアル・マドリー側は遺留に努めていると伝えられているが、その一方で後釜となる選手の検討も始めているようだ。
フロレンティーノ・ペレス会長が最も希望しているのはチェルシーのベルギー代表FWエデン・アザール。
ただこの場合の問題は、ベルギー代表がワールドカップを勝ち上がっているため、交渉の開始が大会終了後までずれ込むこと。
また、今夏インテルとの間で新契約を結ぶかもしれないと言われているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディも獲得候補だ。
彼は現時点で1億1000万ユーロ(およそ142.4億円)の契約解除条項を持っている。ただ、これはアザールとは逆に「7月15日まで有効」であるため、早く交渉を進める必要がある。
そしてもう一つの選択肢として、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがある。
彼は昨季「新しいチャレンジを求めている」としてバイエルンを退団したいという意向を明らかにしており、以前からレアル・マドリーとの関係も噂されている。
ただ、彼の場合は契約解除条項が存在しないためどれだけの資金がかかるかが分からない。
また『AS』などによれば、ポジションは違うもののラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチも穴埋めの候補だという。
そもそもロナウドを売却することもミリンコヴィッチ=サヴィッチの獲得のための資金調達なのではないか、という話もある。
代理人のマテヤ・ケジュマンが現在ラツィオのスポーツディレクターを務めるイグリ・ターレ氏と会談をし、去就について話していると言われるが…。
なお、レアル・マドリーは彼の獲得に向けて1億5000万ユーロ(およそ194.1億円)の入札を辞さない構えだという。