ガードナー連日活躍 執念みせたヤンキースが延長制す

【ヤンキース2-1ブルージェイズ (延長10回)】@ロジャース・センター

今カード3連戦の勝ち越しを目指しヤンキースとブルージェイズが激突した試合は終盤まで1対1と緊迫した状況も延長10回にブレット・ガードナーのタイムリーで勝ち越したヤンキースがそのまま逃げ切って勝利した。

初回、ヤンキースはアーロン・ジャッジがヒットで出塁すると1死二・三塁からミゲル・アンドゥハーの内野ゴロの間に先制する。援護をもらった先発のドミンゴ・ヘルマンは途中、満塁のピンチを迎えるも5回までブルージェイズ打線をわずか3安打に抑え、試合をつくっていく。6回にはケンドリズ・モラレスに一発を浴びたものの、崩れることなく6回1失点の好投でマウンドを降りた。

対するブルージェイズ先発、ライアン・ボルッキは立ち上がりに失点するものの、強打のヤンキース打線に7回1失点と24歳左腕が好投を見せた。援護したい打線はモラレスの一発以降はなかなか得点チャンスをつくることができず、試合は延長戦に突入した。

迎えた延長10回のヤンキースの攻撃。先頭のグレッグ・バードが死球で出塁するとオースティン・ロマインの送りバントで1死二塁のチャンスをつくる。そして打席に立ったガードナーがブルージェイズ3番手、タイラー・クリッパードのチェンジアップをレフトへのタイムリーとして1点を勝ち越した。最後はデービッド・ロバートソンが締めて試合終了。ヤンキースが連勝で今カードの勝ち越しを決めた。

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