延長16回の死闘 パドレスがマイヤーズの一発で勝利

【パドレス4-3ダイヤモンドバックス (延長16回)】@チェイス・フィールド

前日の試合で20失点と投手陣が崩壊したパドレスはダイヤモンドバックス4連戦での負け越しは避けようと気を取り直して運命の4戦目を迎えた。昨日とは一変、延長16回にも及ぶ死闘が展開され試合を決めたのはウィル・マイヤーズの一振りだった。決着までにかかった時間は5時間31分で長丁場を乗り越えた選手達は今カードを2勝2敗のタイで終えることになった。

パドレスは初回、エリック・ホズマーのタイムリーで先制するも3回に先発のクレイトン・リチャードがA.J.ポロックに逆転タイムリーを浴びるなど試合は一進一退の展開となった。リチャードは5回3失点で降板、一方でダイヤモンドバックス先発、ザック・グレインキーは5回途中までで94球と球数を要したことで2失点で交代している。

試合は3対3のまま延長戦に突入。両軍とも走者こそ出すものの、得点できずに延長16回まで戦うことになった。その間、パドレスは守護神のブラッド・ハンドが登板、ダイヤモンドバックスは本来は先発のザック・ゴッドリーや捕手のジェフ・マシスが登場するなど総力戦となっていた。10番手とマウンドに立ったマシスは2つのアウトを取るも迎えたマイヤーズにフルカウントからセンターへ決勝弾を浴びて敗戦投手となった。今試合では両軍合わせ19投手が登板するまさしく死闘だった。

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