Rソックスが3連戦スイープ 力投ポーセロが11勝目

【レッドソックス7-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

レッドソックスが14安打、ロイヤルズが12安打と打ち合いになった一戦は、5回表に逆転に成功したレッドソックスが7回表にも3点を追加し、7対4で勝利。敵地でのロイヤルズ3連戦をスイープし、連勝を6に伸ばした。試合前半は両軍が点を取り合い、レッドソックスは1点ビハインドの5回表に押し出しと犠牲フライで逆転に成功。7回表にはミッチ・モアランド、ザンダー・ボガーツ、エドゥアルド・ヌニェスの3人にタイムリーが出てリードを広げ、最後は守護神のクレイグ・キンブレルが締めくくった。レッドソックス先発のリック・ポーセロは7回9奪三振3失点と試合を作り、11勝目(3敗)。キンブレルは27セーブ目をマークした。

5打数4安打の活躍を見せたアンドリュー・ベニンテンディは、2安打4四球を記録した前日の試合から10打席連続出塁をマークした。「ボールがよく見えているような気がするんだ」とベニンテンディは語ったが、そのような言葉が口から出るのは好調であることの証。打率は.293まで上昇し、およそ1ヶ月ぶりとなる3割復帰が視野に入ってきた。一方、ロイヤルズはリードオフマンのウィット・メリーフィールドが自身初の1試合5安打を記録し、二塁の守備でも4つの併殺に絡むなど、攻守両面で躍動したが、チームの勝利には繋がらず。メジャー初先発のヒース・フィルマイアーが5イニングを投げ切れなかったのに加え、2番手のグレン・スパークマンが喫した3失点が痛かった。

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