ヒーリーが5打点の大活躍 マリナーズ被スイープ回避

【ロッキーズ4-6マリナーズ】@セーフコ・フィールド

マリナーズは2連敗で迎えた本拠地でのロッキーズ3連戦の最終戦に6対4で競り勝ち、被スイープを回避した。先発のウェイド・ルブランが初回にチャーリー・ブラックモンに17号先制ソロを許したマリナーズは、直後にカイル・シーガーの犠牲フライとライオン・ヒーリーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。ルブランは5回表にカルロス・ゴンザレスに8号ソロ、6回表にトレバー・ストーリーに17号2ランを浴び、ロッキーズに逆転を許してしまったが、6回裏にヒーリーが18号3ランを放ち、再度試合をひっくり返した。7回以降はマリナーズが必勝リレーに入り、ジェームス・パゾス、アレックス・コロメイ、エドウィン・ディアスのリレーで逃げ切り。コロメイとディアスは6者連続三振で試合を締めくくった。

13打数ノーヒットのスランプに陥っていたヒーリーが1人で5打点を叩き出す大活躍を見せ、チームを被スイープの危機から救った。試合後に「良い気分だよ」と嬉しそうに語ったヒーリーは、1回裏に勝ち越しの2点タイムリー二塁打、6回裏に18号逆転3ランを放ち、2安打5打点の大暴れ。特に6回裏の逆転弾はリードを奪ったばかりのロッキーズに大きなダメージを与える一発となった。スコット・サービス監督は「辛抱強くならないといけないんだ。誰にも調子の悪いときはあるからね」とヒーリーのスランプをそれほど気にしていなかった様子。「今日は試合のなかでしっかり修正をして、変化球も速球も見事に捉えてくれた。大きな一発だったよ」とヒーリーの活躍を称えていた。

© MLB Advanced Media, LP.