中日、痛恨敗戦 荒木1号も…佐藤が2イニング目に同点被弾、岡田が決勝打許す

DeNAvs中日の試合結果

荒木は2年ぶりの一発となる勝ち越し弾も…継投でリード守れず

■DeNA 5-4 中日(9日・横浜)

 中日は9日、敵地でのDeNA戦で痛恨の逆転負けを喫した。6回に荒木の2年ぶりの一発となる勝ち越し2ランが飛び出したが、7回に2イニング目となった佐藤が同点2ランを被弾。さらに、続く岡田が勝ち越し打を浴びて4-5で敗れ、3連勝はならなかった。

 中日の先発・笠原は初回、2死から宮崎に先制ソロを被弾。すると、打線は2回に福田のタイムリーですぐに同点に追いついた。笠原は4回先頭のソトにソロを浴びるも、5回にはアルモンテがタイムリー。またしても、すぐに同点とした。

 迎えた6回。中日の荒木が1死二塁の場面で笠原の代打として登場。石田の初球のカーブを捉えると、打球は左翼スタンドへと飛び込んだ。今季28打席目で飛び出した1号は勝ち越し2ラン。昨年はホームランがゼロに終わっていたため、2年ぶりの一発となった。

 その裏は2番手・佐藤が3者凡退の好投。佐藤は7回も続投すると、先頭・乙坂に四球も柴田は併殺打。だが、続く桑原にセンター前ヒットを許し、代打・佐野には同点2ランを浴びた。

 さらに、宮崎に二塁打を浴び、中日ベンチはここで岡田にスイッチ。ところが、筒香に四球を与え、続くソトにはレフトへの適時二塁打を打たれて勝ち越された。

 中日はこのまま追いつくことができず、痛い逆転負け。荒木の勝ち越し2ランを生かすことができずに敗れた。

(Full-Count編集部)

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